つらい生理中の痛みや不快感を和らげる方法や 穏やかに過ごすためのリラックス方法などをご紹介いたします。 鎮痛剤の飲むタイミングなども参考にしてみて下さい♪ すべての方に合うわけではございませんので、 ご自身に合ったケア方法を見つけてくださいね! 生理周期に合わせた過ごし方をざっくりとですが、 コチラで紹介しています。ぜひそちらも参考までにどうぞ♪ |
6割以上の女性が、月経中におなかの痛みを感じるといいます。
女性のからだは、特別な疾患がある場合を除き、温めた方が良いです。
■月経直前は子宮が少し大きくなります。
そのため子宮周囲の血管が圧迫され、血行が悪くなり腰の痛みを感じます。
■つらいお腹の痛みや腰の痛みには温湿布やカイロがおススメです♪
おへそより下・尾てい骨当たりを温めましょう!血液の流れが良くなり痛みが軽くなります。
■全身の血行を良くする足湯も効果的です。
くるぶしあたりまで足をお湯に浸けて20分ほど温めます。(温度は40〜42℃ほどで)
冷めてきたらお湯を足しながら温度を保って下さいね!お好みのアロマオイルを入れても良いですね♪
■夏は冷房などで冷えてしまいがちですね。冷え対策には腹巻がおススメです!
薄手の物・厚手の物、ショーツと一体型になっている物などデザインも素材もさまざまです。
ライフスタイルに合わせてチョイスしてみてくださいね!
体を温めるのは外からだけではなく、内側からも温めると効果的です!
■体を温める食べ物
■もち米、ショウガ、ネギ、にんにく、梅干し、かぼちゃ、ニラ、にんじん
いわし、エビ、鶏肉、羊肉など他にも調味料や果物など、体を温めてくれる食材はたくさんあります!
『体を温める食べ物』などで検索してみて下さいね!
経血量が多い人や月経の日数が長めの場合、赤血球中に存在するヘモグロビンの血中濃度が減少をして貧血気味に。
個人差もありますが、1回の月経で約30rも鉄分が失う人もいます。
ふつうの女性でも約20rも失われるので、鉄分を摂るように心がけましょう!
貧血は月経中だけではありません。
ダイエットや偏食による鉄分不足で貧血になる場合もあります。
また成長期に、激しい運動をすることで貧血になることがありますので、日ごろから鉄分を摂りましょう!
鉄には、動物性食品に含まれる「ヘム鉄」と、植物性(野菜類)食品に含まれる 「非ヘム鉄」があります。
非ヘム鉄の吸収率はヘム鉄の1/10になりますが、
肉や魚などの動物性たんぱく質を同時に食べることで吸収率は高まります。
■ヘム鉄を含む食品: 豚レバー、鶏レバー、あさり、わかさぎ、納豆など
■非ヘム鉄を含む食品: 大根の葉っぱ、小松菜、ひじき、ホウレンソウなど
■ビタミンCを多く含む食品: ブロッコリー、れんこん、小松菜。キウイ、レモン、いちごなど
鉄分そのままでは吸収されにくいので、上手に鉄分を吸収させるには、
吸収率をアップさせる栄養素を含む食材と組み合わせることが大切です。
吸収率の低い非ヘム鉄は、ビタミンCと一緒に摂取することで吸収率がUPします。
《鉄の吸収を妨げる要素》
■タンニンを含むコーヒーやお茶、赤ワインを一緒に摂らない。特に夕食後は気をつけましょう。
■ほうれん草はあく抜きを必ずしましょう。ほうれん草は鉄分を多く含んでいますが、
「蓚酸(しゅうさん)」も多く含んでいます。蓚酸は鉄の吸収を妨げます。(ゆで過ぎは栄養素も流れてしまうので注意!)
■ライ麦パンや玄米などに含まれるフィチン酸や過剰摂取した食物繊維も鉄の吸収を妨げます。
ホルモンバランスの乱れが原因でイライラしてしまうことがあります。
普段は何も感じないことに、腹を立てたり、悲しんだり、不安や喜びなど感情はさまざまです。
感情は女性ホルモンによって左右されやすいのです。
■卵胞ホルモン(エストロゲン):月経後に分泌が高まる卵胞ホルモンは発情ホルモンとも言われています。
このホルモンは女性らしいからだつくりや、お肌の新陳代謝を促進させる働きがあるので、
お肌に張りやつや、メイクのりも良くなり、月経後はお肌も体調も安定しやすい時期になります。
■黄体ホルモン(プロゲステロン):排卵以降に分泌が高まるホルモンです。
子宮内膜を肥厚させ受精卵が着床しやすい状態にします。妊娠をした時には胎児と母体を守る働きをしてくれます。
その一方で、気分の浮き沈みが目立ちやすくなり、イライラしたり気持ちが不安定な時期になります。
月経前になると、頭痛、腰痛、むくみ、憂うつ、冷え、めまい、
イライラなど心身の不快を感じることを月経前症候群と言います。
月経前症候群は生理前にさまざまな症状をもたらし、月経がはじまるとすっと症状も消えていきます。
気持ちが不安定な時期は無理をせず、できるだけストレスフリーな生活を心がけましょう!
痛みの原因が、病気ではなく妊娠をしている可能性がない場合は、 鎮痛剤で痛みを和らげる方法もあります。 鎮痛剤を飲むタイミングは、痛みが軽いうちに飲むのがポイントです! 痛みの原因でもある、プロスタグランディンの生成を抑える作用が鎮痛剤にはありますので、 痛みのピーク時に飲んでも、薬が効きづらくなります。 また、プロスタグランディンの生成を抑えると、月経量が増えたり、 増えた経血を排出させるために、少し痛みを感じる場合もあります。 |
リラックスアイテムとして布ナプキンをおススメします!
形や柄も豊富でかわいく、ナプキンを選ぶ楽しみができます♪
素材は布なので通気性も抜群でムレやかぶれも気にならず快適です!
布ナプキンに替えると、お洗濯の手間や外出時の持ち物が増える、使用後の持ち帰りがあるなど
デメリットがありますが、メリットが大きくて、デメリットが気にならないと感じている人が多いです。
憂鬱だったブルーデイが楽しみに変わる布ナプキン。使った人にしか味わえない布ナプキンの魅力はまだまだあります!
《注意》
■布ナプキンは自分専用にし、共有して使用しないでください。
■ご家族で布ナプキンを使っている場合は、つけおき洗いも別々に行いましょう。
■血液感染症の方は医師の指導のもと使用して下さい。
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心とからだを癒すアロマテラピー。
アロマテラピーはリラックスするだけのものではなく、自然治癒力を高めてくれるアイテムです。
■香りは鼻から体内へはいり、脳に働きかけ感情や情動に影響を与えます。
マッサージに精油を使うと、皮膚から毛細血管に吸収され、体液の流れを促進させ緊張をほぐし、リラックスさせてくれます。
■精油(エッセンシャルオイル)は芳香植物の花、葉、つぼみ、茎、根などから抽出される天然の液体のことです。
植物の有効成分が凝縮されており、天然純度100%のものだけが精油と呼ばれています。
精油の楽しみ方はいろいろあります!
■芳香浴
アロマテラピーの中で、もっともポピュラーで人気のある方法です。アロマポットで行うのが一般的です。
上部の受け皿にお水を入れ精油を数滴たらし、器の下にキャンドルをセットして火をつけると、
オイルが蒸発し部屋中に香りを拡散させ香りを楽しみます。
芳香浴は精油だけではなく、お香やキャンドルなどもあります。火の元には十分ご注意を!
■蒸気浴
フェイシャルスチームを使う方法ですが、マグカップや洗面器を使って簡単に楽しめます。
容器にお湯をいれて、精油を数滴たらし香りの蒸気を10分ほど吸い込むようにします。
この時に、湯気が逃げないよう頭からタオルをかぶると効果的です。
■アロママッサージ
精油の有効成分がからだに浸透し、緊張をほぐし、心地よい香りでリラックスさせてくれます。
精油は原油のままお肌につけることが出来ないので、キャリアオイルで精油を薄めて使います。
■アロマバス
バスタブに精油を3〜5滴ほどたらします。(入れ過ぎに注意)よくかき混ぜて精油をお湯の中に拡散させます。
香りを吸いながら、肌からも有効成分を取り込めるのがアロマバスです。
小さなお子様がいらっしゃる場合は、アロマバスは行わないでください。
《注意》
■精油(エッセンシャルオイル)は100%天然の物を選びましょう。
できれば信頼のあるお店で購入するのが安心です。
■精油の中には肌や粘膜に刺激の強い物もあり、アロマバスやマッサージに向かないものもあります。
■エッセンシャルオイルの中には光毒性のものもあり、
皮膚につけた後日光にあたるとシミになってしまう成分が含まれているものもあります。
■皮膚への反応は人によってさまざまです。
パッチテストやお肌の反応に気を配りながらご使用くださいね。
■ヒーリングミュージック
この音楽は心理的な安心感を与えたり、気持ちをリラックスさせるために作られた音楽です。
■ヨガ
ゆったりとした動作で、全身の筋肉や神経がリラックスできます。
骨盤のゆがみや肩こり、腰痛にもおすすめです!
■有酸素運動
ウォーキング、ジョギング、水泳、エアロビクスなどの有酸素運動は心身ともにリラックスができ、
不眠などの症状の緩和に役立つと言われています。
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